ホーム / お役立ち記事 / ものづくり補助金の採択企業一覧をPDFで取る方法と活用法|営業先の絞り込み・採択歴の印付け
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ものづくり補助金の公式サイトは、締切回ごとの採択者一覧をPDFで公開しています。2026年11月1日に弊社が全37本を取って表に起こすと46,854行で、13桁の法人番号で数えた会社は、一般型とグローバル展開型で38,947でした。取り方、表への起こし方、列の中身と取れない列、gBizINFOとの違い、取って踏んだ落とし穴、利用の決まりを、取った記録と公式資料でまとめます。

この記事でわかること
ものづくり補助金の公式サイトは、締切回ごとの採択者一覧をPDFで公開しています。弊社が2026年11月1日に全37本を取って表に起こすと、46,854行で、13桁の法人番号で数えた会社は、一般型とグローバル展開型で38,947でした。
ただしCSVは無く、法人番号の無い行や、PDFならではの字の崩れがあります。この記事は、設備投資に動いた会社を営業や提携の先として探したい担当者に向けて、取り方・列の中身・落とし穴・利用の決まりを、取った記録と公式資料でまとめます。
ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)は、中小企業等の設備投資などを支える補助金です。公式サイトは、平成24年度補正予算事業以降、のべ7万社以上を支援してきたとしています(データポータルの頁)。
一覧は1次から23次までで、採択結果の頁には「本補助金の公募は終了しております」とあります。新規の受付は、後継の「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」に移っています。
一覧に載るのは、設備投資などの事業計画を出して採択された会社です。都道府県と事業計画名が入っているので、地域と計画の中身で絞れます。
19〜23次(一般型)の4,191行では、東京都849・愛知県274・大阪府248の順でした。自社の営業地域で、どれだけの会社が投資の計画を出して採択されたかが分かります。
13桁の法人番号は、一般型とグローバル展開型の46,783行のうち41,430行に入っていました。13桁のチェックディジットも、すべて合っていました。
自社の顧客マスタに法人番号があれば、突き合わせるだけで、どの顧客がどの回で採択されたかを列で持てます。法人番号の取り方は法人番号公表サイトのCSVダウンロードと活用法にまとめています。
同じ会社が別の回にも載ります。13桁の法人番号で数えると、2回以上採択された会社は2,406ありました。
事業計画名は全行の中央値で30字です。語で数えると、AI・AI・人工知能を含む計画は、1〜5次(一般型)の1.6%から、19〜23次(一般型)の9.8%に増えていました。
自社の商材に近い語で数えれば、その投資に動いた会社の数と回ごとの増え方が分かります。
頁は公式サイトの「採択結果」(https://portal.monodukuri-hojo.jp/saitaku.html)です。表「全公募における申請者数、採択者数、採択者一覧」の各回の「採択者一覧」を押すと、PDFが落ちます。
ログインは要りませんでした。PDFは締切回ごとで、4〜13次は一般型とグローバル展開型が別のファイルです。ビジネスモデル構築型の4回分は、頁の下の別の表にあります。
| 種類 | 取ったPDF |
|---|---|
| 一般型(1〜23次) | 23本 |
| グローバル展開型(4〜13次) | 10本 |
| ビジネスモデル構築型(1〜4次公募) | 4本 |
ファイル名は回によって違い、1〜18次は saitaku1ji.pdf の形、19〜23次は 採択者リスト_23次締切.pdf の形です。
一般型は、回ごとのフォルダ(/common/bunsho/ippan/23th/ など)の下にあります。
日本語のファイル名をプログラムで取るときは、URLを%の形に直してから呼びます。弊社は37本を、間を5秒あけて1回ずつ取りました。
37本のうち31本は、作成元がExcelのPDFでした。どの回もセルに罫線があり、罫線から表を読む道具(弊社はPythonのpdfplumber)で行と列に起こせます。
起こした行数は、37本とも頁の採択者数と一致しました。各PDFの通し番号(No)も、1から欠けずに続いていました。
弊社が取った記録は次のとおりです。
| 項目 | 取った結果 |
|---|---|
| 取った日 | 2026年11月1日 |
| 37本・計58,102,434バイト(約58MB) | |
| 最も大きいPDF | 4次の一般型(3,934,703バイト) |
| 行 | 46,854行 |
| 一般型・グローバル展開型・ビジネスモデル構築型 | 46,460行・323行・71行 |
| 会社(一般型とグローバル展開型) | 38,947(13桁の法人番号で数えた) |
| 2回以上採択された会社 | 2,406(最多は4回) |
| 最も古い回・新しい回 | 1次(令和2年4月28日発表)・23次(令和8年8月7日発表) |
回ごとの採択は、一般型では2次の3,267者が最も多く、17次の185者が最も少ない回でした。19次以降は1,698・825・638・582・448と減っています。
一般型とグローバル展開型の23回では、99,972者が申請し、46,783者が採択されました(採択結果の頁の表の和)。
列は回と型で少し違います。一般型の23次は、次の8列でした。
| 列 | 中身 |
|---|---|
| No | PDFごとの通し番号 |
| 受付番号 | R1+都道府県のコード2桁+回の2桁+連番4桁。グローバル展開型と、14次以降の一般型の一覧に入るグローバルの行は、末尾がG+3桁 |
| ブロック | 「北海道ブロック」など。1・2次は列が無い |
| 都道府県 | 都道府県名。市区町村は無い |
| 商号又は名称 | 会社名。番号の無い行は、法人格の語の無い名前がほとんど |
| 法人番号 | 13桁の法人番号。無い行は空か8桁の英数字 |
| 事業計画名 | 23次の一般型で中央値28字・最長30字 |
| 認定支援機関名 | 金融機関・商工会・会社・個人などの名前。空の行もある |
受付番号の3〜4桁目は、JISの都道府県コードと46,698行で一致しました。一致しない83行は、どれも18次の都道府県の「長」の字が崩れた行です(落とし穴の節)。
3〜9次の一般型には、「通常」「特別」「新特別」を入れた「採択種類」の列があります。ビジネスモデル構築型は、No・都道府県・商号又は名称・法人番号・事業計画名の5列です。
認定支援機関名に値があるのは、一般型とグローバル展開型の58.0%の行です。銀行・信用金庫・商工会などのほか、姓と名の間に空白がある個人名の形の値が5,083行ありました。
取れないものもあります。業種・従業員数・資本金・補助金の額・住所・電話・担当者の列は無く、所在地は都道府県までです。
一覧に載るのは採択された事業者です。行数が採択者数と一致したので、採択されなかった事業者は入っていません。採択の後に交付決定を受けたか、事業を終えたかも、一覧からは分かりません。
gBizINFOでも、法人番号で補助金情報を引けます。弊社は2次・14次・23次の一般型から、決まった選び方で10社ずつ、計30社を選び、gBizINFOのAPI(v2)で引きました。
選んだのは13桁の法人番号がある行だけです。番号の無い行(3つの回で606行)はgBizINFOで引けないので外しました。30社とも応答がありました。
30社のうち、ものづくり補助金の採択が載っていた会社は0でした。補助金情報が1件以上あったのは4社で、中身は事業再構築補助金(2社)・働き方改革推進支援助成金などでした。
gBizINFOの補助金情報の項目は、名前・認定日・金額・対象・府省の5つでした。事業計画名・回・認定支援機関名にあたる項目はありません。
中小企業庁関連事業データ利活用ポリシーの本文は、公表の場所を書き分けています。採択案件の法人番号・事業計画名などは、中小企業庁のサイト等で公表する場合があります。
gBizINFOでは、申請のときに同意した場合に、認定等の事実・認定日等を公表する場合があるとしています。注記では、両方の場所に採択案件の項目を並べています。
弊社が引いた30社では、その形で載った採択は見つかりませんでした。
採択の事実と事業計画名は、元の採択者一覧から取ります。gBizINFOは30社とも所在地を返したので、法人番号で住所を足す先に使えます。使い方はgBizINFOの使い方にまとめています。
採択結果の頁は、回ごとに行とPDFが並ぶ形です(4〜13次は一般型とグローバル展開型の2本)。一覧のPDFは23次で止まり、頁には「本補助金の公募は終了しております」とあります。
後継の新事業進出・ものづくり商業サービス補助金は、別のサイトで受け付けています。そのサイトでは第1回公募の受付が2026年10月30日に終わり、11月1日にトップの頁を見た限りでは、採択結果の口は見当たりませんでした。
古い回のPDFが置き直されることもあります。3次のPDFは名前に「20240508」が付き、サーバーの最終更新日時は2024年4月24日で、採択発表(令和2年9月25日)より後でした。
前に取ったPDFと比べるときは、回ごとに取り直して照らします。
交付決定の数は、採択結果の頁の別の表に回ごとに出ています。集計基準日は令和8年10月21日で、次の更新は令和9年1月の予定です。
法人番号で全行はつなげない13桁の番号が無い行が5,353あります。一般型では、1〜11次と16次は空、それ以外の12〜23次は8桁の英数字です。8桁の値の意味は、採択結果の頁に説明がありません。
番号の欄に別の値が入る行がある12〜14次に、13桁でない数字の行が4、「#」が並ぶ行が1ありました。「#」の並びは、Excelで数字が欄に収まらないときの表示と同じ形です。
18次は、長い名称が法人番号の欄に重なっているPDFの字の並びでは、名称と番号の字が1字ずつ交互になっていました。欄で切って読むと名称が切れ、番号に字が混ざります。
当たる行は22行でした。弊社は半角の数字を番号として拾い直し、22行ともチェックディジットが合いました。
10次は、頁の最後の行に下の罫線が無い罫線から表を読むと、その行が落ちます。10次では7行で、Noが飛んでいました。弊社はその行だけ、字の位置から列に割り当てました。
見た目が同じで、別の字が混ざるPDFの字の層に、漢字の代わりに部首の字(康熙部首など)が入っています。18次では都道府県の「長野県」74行と「長崎県」9行の「長」が別の字で、そのまま都道府県で数えると漏れます。
名称・事業計画名・認定支援機関名にも、部首の字を含む行が190ありました。康熙部首の字は、Unicodeの正規化(NFKC)でふつうの漢字に戻ります。
ただし⻑・⻘・⻭の3つは部首補助の字で、NFKCでは戻りません。これを含む行が26行あり、長・青・歯への置き換えを別に足します。
20次と21次は、空の欄が「0」認定支援機関名が「0」の行が609ありました(20次371・21次238)。この2回は空の行が0で、「0」が空の代わりです。
ブロックの書き方が途中で変わる3〜18次は「関東」、19〜23次は「関東ブロック」の形です。1・2次はブロックの列がありません。
1行は1回の採択同じ法人番号で名称が2つ以上ある会社が39、都道府県の字をそろえた後も都道府県が2つ以上ある会社が100ありました。会社の数は法人番号で数え、名寄せも番号で行います。
名称の無い行がある2次のPDFには、Noと都道府県だけで、受付番号も名称も空の行が2つあります。行数は頁の採択者数と合いますが、会社として数えるときは外します。
名称の英数字は全角一般型とグローバル展開型で名称に英数字がある5,889行は、すべて全角でした。ほかの一覧と突き合わせる前に、全角と半角をそろえます。
公式サイトのトップと採択結果の頁に、利用規約やサイトポリシーの頁へのリンクは見当たりませんでした(2026年11月1日)。robots.txt も置かれていません(404)。
頁の下には「Copyright (C) 2020 全国中小企業団体中央会 All Rights Reserved.」とあります。サイトは、事務局の全国中小企業団体中央会が管理・運用しています。
出典の表示・加工・商用利用の定めが無いので、一覧を社外に配る、サービスに組み込むなど迷う使い方の前は、事務局に確かめるのが確実です。採択結果の頁に、取得の回数の決まりは書かれていません。
採択された案件の公表は、公募要領に書かれています。1次の公募要領は、受付番号・商号又は名称(法人番号を含む)・交付年度・公募回・事業計画名(30字程度)・事業の主たる実施場所の、いずれかの項目内容を公表するとしています。
23次の公募要領は、提出された情報を中小企業庁関連事業データ利活用ポリシーに沿って使い、申請でデータ利用に同意したものとみなすとしています。
ポリシーは、採択案件の法人番号・法人名・事業計画名・支援機関名などを公表する場合があるとしています。
一覧には個人の情報も入ります。
13桁の番号が無く名称のある5,351行のうち5,348行は、名称に株式会社などの法人格の語がありません。番号の無い行全体では、農場・医院・店などの語で終わる名前が3,325行あり、姓と名の間に空白がある氏名の形も63行ありました。
認定支援機関名にも、個人名の形の値が5,083行あります。取り込むなら、自社の個人情報の決まりで扱いを確かめます。
まず採択結果の頁から回ごとのPDFを取り、表に起こして、行数を頁の採択者数と照らしてください。法人番号で自社の顧客一覧と突き合わせれば、どの顧客がいつ採択されたかがすぐ分かります。
受注の実績から、次に当たる先を理由つきで並べるならターゲットリスト作成を承ります。取引先データに業種・規模などを出典つきで補い、顧客ランクまで振り分けてCRMに取り込める形にするなら、データエンリッチメントです。
お手元のリストに、受注の実績から当たる順番と1社ごとの初回トークを付けるなら、アプローチ優先順位+トークスクリプト作成です。相談からどうぞ。
関連記事: gBizINFOの使い方/法人番号公表サイトのCSVダウンロードと活用法/DX認定企業の一覧をCSVで取る方法と活用法/官公データで企業リストを作る方法/JグランツAPIの取り方と活用法
ワークスアプリケーションズで大手企業向けERPの営業と導入を担当し、外資系SaaS企業と国内大手放送局で販路と新規事業の立ち上げ、AI学習用データを扱うAIスタートアップ2社でマーケティングと営業を担った。2024年10月から生成AIの実装に入り、いまは大手企業の現場で、AIエージェントを要件定義から運用まで手がけている。
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FAQ
要りませんでした。採択結果の頁の「採択者一覧」のリンクから、ログインも申し込みも無くPDFが落ちました(2026年11月1日)。料金の記載もありません。
採択結果の頁にあるのはPDFだけでした。PDFには罫線があり、表を読む道具で行と列に起こせます。弊社は37本を起こし、行数が頁の採択者数と全回で一致することを確かめました。
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一覧だけでは分かりません。採択は補助金交付候補者の決定で、その後に交付申請があります。採択結果の頁では、23次の採択448者に対し、交付決定は184でした(集計基準日 令和8年10月21日)。
公式サイトのトップと採択結果の頁に、利用規約へのリンクは見当たらず、頁の下に全国中小企業団体中央会の著作権の表示があるだけでした(2026年11月1日)。商用利用や転載の定めが無いので、一覧を社外へ配るなど迷う使い方は事務局に確かめるのが確実です。法人番号の無い事業者の屋号や、個人名の形の値も含まれます。