ホーム / お役立ち記事 / Notion AI で書類を作り、照合する進め方|指示書とコードの分け方の実例
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Notion AI に書類を作らせて照合するときは、手順を Notion AI への指示書、読めば決まる処理を添付のコード、1回ごとの結果を記録のデータベースに分けます。弊社の導入の事例の試作では、同じ題材で、文章の指示は発注番号を3回のうち2回誤り、添付のコードは2回とも誤りませんでした。分け方の問い、進める手順、誤りを仕込む照合の進め方を、弊社の記録でまとめます。

この記事でわかること
Notion AI に書類を作らせて照合するときは、3つに分けます。手順は Notion AI への指示書のページ、読めば決まる処理は添付のコード、1回ごとの結果は記録のデータベースです。
弊社の試作では、同じ題材で、文章の指示は発注番号を3回のうち2回誤り、添付のコードは2回とも誤りませんでした。合計は毎回合っていたので、目で見ても気づきにくい誤りでした。
この記事は、Notion AI で書類の下書きや照合を動かしたい、業務の担当者と情報システムの担当者に向けて書きます。
分け方の問い、進める手順、照合の進め方を、弊社が手がけた案件の記録(2026年7月〜10月)でまとめます。Notion のヘルプは2026年11月3日に確かめました。
記録には、お客様の Notion の実際の画面での測定、手元での比較、弊社のワークスペースでの試験があります。数ごとに、どこで測ったかを分けて書きます。
実行環境の数字と止まる場面は、Notion AI で Python が止まる理由にまとめています。この記事は、仕組みの分け方と照合に絞ります。
Notion のヘルプでは、Notion エージェントはアップロードされたファイル(PDF・CSV・Excel・Word・PowerPoint・ZIP)を読み、計算をし、必要なら簡単なコードを実行し、ダウンロードできるファイルを作れます。
入力欄でページを @ メンションできることも、ヘルプに書かれています。次の分け方は、この機能の上で弊社が決めた作り方で、ヘルプの手順ではありません。
| 置き場 | 持つもの | 持たないもの |
|---|---|---|
| 指示書のページ | 手順・読み取りの決まり・読めないときの扱い・結果を書く先 | 計算そのもの・人に向けた説明・毎回の結果 |
| 添付のコード | 行の対応づけ・集計・照合の判定・様式への書き出し | 文のまとめや言い回しの判断 |
| 記録のデータベース | 1回1行の結果・入力と出力のファイル・判定の列 | 手順とコード |
人が読む使い方のページは、指示書と別に作ります。指示書に人に向けた文を混ぜると、AI がそれも指示と読むおそれがあると弊社は見ています。
出力を記録のデータベースに置くのは、指示書のページに置いた実例で困ったからです。2026年9月の案件では、出力を指示書に添付する指示文が5つあり、資料から成果物へたどれませんでした。
コードはページの本文でなく、添付で渡します。長いコードが本文で止まった記録は、上の実行環境の記事にあります。
ヘルプが読めると書く形式に .txt はありませんが、弊社の実測では .txt で渡したコードを取得して実行できました。
処理ごとに、次の順で問います。これは弊社の整理です。
書類を読むのは、AI の仕事に残します。弊社が手がけた仕入書類の照合でも、スキャンの PDF は AI に読ませました。
読んだ値を照らす判定は、コードの仕事にします。
順と、各段で決めることは次のとおりです。
2026年7月、物流部門の書類の試作です。
出荷の依頼票から、インボイスの明細24行を作らせました。正解は、人が作った実物の書類です。
| 渡し方 | 回数 | 発注番号の誤り |
|---|---|---|
| 文章の指示(変換の決まりを指示書に書く) | 3回 | 2行・0行・1行 |
| 添付のコードを実行させる | 2回 | 0行・0行 |
品番・数量・単価・合計は、文章の指示でも毎回合っていました。誤ったのは、請求とひも付く発注番号だけです。
弊社は、依頼票の並びが原因と見ています。発注番号の行は明細の行の下に来ますが、AI は直前の番号を引き継ぎ、番号の境目の行だけを誤りました。
コードにした後の指示書は、添付を取得して実行する、決まった空欄を埋める、そのまま出す、の3手です。コードの最後に、発注番号ごとの行の数を1行出させ、利用者が件数を見られるようにしました。
この比較は、1つの依頼票での5回の試作です。文章の指示がいつも誤るとは言えず、コードの正しさも、この書類の範囲で確かめただけです。
その後のお打合せで、書類全体を作る形は、既にあるマクロと重なるので要らないと分かりました。マクロの後の手直しを行う形に作り直し、今も試作の段階です。
生産管理部門の、仕入書類の確認と受注登録の照合です。同じ指示書と記録のデータベースで動かしています。
記録のページの種別の列で、どちらの照合かを分けるので、指示書は1本で足ります。担当の方の操作は、記録のページに書類を添付し、チャットで指示書を @ で呼んで実行を頼むだけです。
AI は PDF を読み、決まった形のデータに値を書きます。
コードがそのデータを照らし、記録の列に書く値まで出します。AI には、その値をそのまま書かせます。
判定は、一致・差異・読み取り不能・参考の4つです。書類を1点だけ添付して試すと、AI は欠けた書類の値を推測せず、コードが読み取り不能として返しました(2026年8月)。
2026年10月、お試しとして担当の方がご自身で4回動かしました。仕組みの判定は3回が全項目一致、1回が読み取り不能ありでした。
担当の方から、仕入処理の前と後の2回に分けて確かめたいとのご要望をいただきました。1出荷=1ページのまま、同じページに後の書類を足してもう1回実行する形に直しました。
同じ分け方は、文の仕事にも当てています。営業部門の会議の事前資料では、数字は毎日の同期で計算し、市場の動きのまとめは Notion AI が作り、拠点の責任者のまとめと併走させました。
この事前資料は、10月の営業会議から正式に使われることになりました(お客様のご連絡)。
一致と書くときは、何と何を、どの範囲で比べたかを分けます。弊社は次の5段で確かめています。
2の手元の出力は、共有いただいた7月分の差異分析と数値・コメントまで一致しています。ただし判定とコメントの境目を7月分に合うように決め、同じ7月分で確かめたもので、ほかの月は確かめていません。
3の8行は、数字の誤りに連動して出た検算の差異を含みます。誤りを入れない書類だけでは、誤りを見つけられるかは分かりません。
4は、依頼の約880行を流し、下書きができた約170件で、出力の中身がすべて同じでした(取得元の注記の1行を除く)。
この比較は手元でのもので、Notion AI の実行ではありません。下書きが正しいことの照合でもありません。
この記事の数は、測った場所が違います。段1と段4は手元の比較で、カスタムエージェントの数は弊社のワークスペースでの試験です。
Notion AI についてのそのほかの数は、お客様の Notion の実際の画面で測りました。ほかの書類や今の Notion で同じになるとは限りません。
通しの多くはモデルを指定した回で、Auto での結果は比べていません。
入力が Excel で、計算の決まりがはっきりした1種類の書類なら、自力で足ります。人の完成品を1件用意し、手元のコードで全件を照らしてから、指示書と記録のデータベースを作ります。
自力の壁は次の3つです。
外注の分かれ目は、照合の範囲を自社で決め、確かめ続けられるかです。外注するなら、見積もりを比べる前に次の3点を確かめてください。
ゴムマリでは、Notion のデータベースの設計と構築、Notion AI で書類を作り照合する仕組みを、業務データベースの開発・構築(Notion 対応)として承ります。
料金は初期30万円から、保守は月3万円から、期間は2週間からです。
Notion の仕組みで頼めることの全体は、Notion の構築と開発にまとめています。
1つの業務を回す仕組みを、動かす場所を Notion の外も含めて選びたい場合は、AIエージェント導入で承ります。料金は1つの業務ごとに初期50万円から、月額5万円からです。
進め方は相談からご連絡ください。
まず、毎月作っている書類を1つ選び、入力と人の完成品を1組そろえてください。その完成品が、最初の正解になります。
次に、処理を書き出して3つの問いに当て、コードに落とす所と AI に任せる所を分けます。迷う処理は、文章の指示で3回動かし、結果が揺れるかを見ます。
データベースの自動入力で値が戻る件は、Notion AI の自動入力が直した値を上書きする理由にまとめています。
関連記事: Notion を部署から全社へ広げる進め方/Notion のカスタムエージェントで同じ行が2つできる理由/Excel の台帳を Notion へ移す進め方/Notion AI で Python が止まる理由/Notion AI の自動入力が直した値を上書きする理由
ワークスアプリケーションズで大手企業向けERPの営業と導入を担当し、外資系SaaS企業と国内大手放送局で販路と新規事業の立ち上げ、AI学習用データを扱うAIスタートアップ2社でマーケティングと営業を担った。2024年10月から生成AIの実装に入り、いまは大手企業の現場で、AIエージェントを要件定義から運用まで手がけている。
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Excel の台帳を Notion へ移すには、表の形とキーを決め、型を決めてリレーションと一緒に取り込み、数式と集計を作り直してから、件数・キー・値・先頭のゼロ・空の値・リレーション・計算の結果の7つで照合します。Notion の公式ヘルプと API の文書の決まりと、弊社が管理表の約2千明細を移し、Notion で計算した残が移したすべてのロットで元の表と一致した照合の手順でまとめます。
活用ガイドNotion の CSV の取り込みで先頭のゼロが消えるのは、その列が数値の型のまま取り込まれたときです。弊社の2026年11月の試しでは警告は出ず、取り込んだ後にテキストへ変えてもゼロは戻りませんでした。取り込む前の型の指定、プレビューの見え方と取り込み後の値の違い、リレーションの列の扱いをまとめます。
FAQ
あります。弊社が構築した営業部門の事前資料では、日報から市場の動きをまとめる文の仕事を Notion AI に任せました。拠点の責任者のまとめを残して併走させ、数字は毎日の同期で計算しています。行の対応づけや集計のように読めば決まる処理は、文章の指示で揺れた記録があるので、コードに落とします。
読まなくて動く形にします。弊社の形では、担当の方の操作は、書類を記録のページに添付し、チャットで指示書を @ で呼んで実行を頼むだけです。コードは弊社の側で用意し、指示書から読ませます。
読み違いが無いとは言えません。弊社は、読めない値を推測で埋めず空のまま渡すよう指示書に書き、コードが「読み取り不能」として人に返す形にしています。差異と読み取り不能の行は、人が原本で確かめます。
弊社は、この仕組みをカスタムエージェントで本番に動かしたことはありません。別の用途の試験(台帳への記帳を任せた試験・2026年9月・弊社のワークスペース)では、投入から反映まで約6分でした。同時の投入で二重に作ることがあったので、起票は決まった処理、要約と分類は AI に分ける形で試しました。
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