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データ入力代行の​料金の​公表を​調査|​比較サイトに​載りデータ入力を​請ける​会社で​公式サイトを​読めた​52社の​うち、​料金を​載せていたのは​27社

比較サイト4つの一覧に載り、公式サイトでデータ入力を自社のサービスとして示していた会社の公式サイトを読み、料金を載せているか、名刺1枚・1文字の価格、最低受注金額を数えた調査の詳細です。会社の看板ごとの料金の載せ方、名刺1枚・1文字の価格の並び、最低受注金額、調べ方を載せています(2026年10月)。

著者: 村山 悠太(ゴムマリ) 最終更新: 2026年10月

画面に並んだ、カンマで区切られた数字の行の接写
写真はイメージです

この記事でわかること

  • 比較サイト4つの一覧に載りデータ入力を請ける会社で、公式サイトを読めた52社のうち、トップを含む1社3ページまでにデータ入力の料金を載せていたのは27社(51.9%)。このうち15社は、月額や時間のプランで事務を代行する会社
  • データ入力を含む業務の代行(BPO)を請ける会社は、21社のうち3社しか料金を載せていなかった。データ入力を専業とする会社では11社のうち9社、事務を代行する会社では19社のうち15社が載せていた
  • 名刺1枚や1文字の単価を書いていた12社のうち、名刺1枚(8〜10項目)の価格を書いていた8社では21〜61円(中央値は33.5円)、テキスト入力の1文字の価格を書いていた10社では0.25〜1円(中央値は0.5円)。最低受注金額を書いていたのは5社
目次
  1. 公式サイトを読めた52社のうち、料金を載せていたのは27社
  2. 業務の代行(BPO)を請ける会社は、料金を載せていないことが多かった
  3. 名刺1枚の価格は8社で21〜61円、中央値は33.5円
  4. 1文字の価格は10社で0.25〜1円。原本の条件は会社ごとに違った
  5. 最低受注金額を書いていたのは5社
  6. 調べ方
  7. 当社の見解:最低受注金額を置く会社に少ない量を頼むと、請求は単価で決まらない
  8. 記録を整えて取り込む作業のご相談
  9. 調査概要
  10. この調査についてのお問い合わせ

データ入力代行を請ける会社が、料金を公式サイトでどれだけ公表しているかを調べました。

比較サイト4つの一覧に載る123社から、公式サイトでデータ入力を自社のサービスとして示していた57社を選び、公式サイトを読めた52社で、トップを含む1社3ページまでに料金を載せていたのは27社(51.9%)でした。このうち15社は、月額や時間のプランで事務を代行する会社です。

名刺1枚や1文字の単価を書いていた12社のうち、名刺1枚(8〜10項目)の価格を書いていたのは8社で21〜61円(中央値は33.5円)、テキスト入力の1文字の価格を書いていたのは10社で0.25〜1円(中央値は0.5円)です。いずれも各社が示す料金の下限や目安で、相場や実際の取引の金額ではありません。

このページは、この調査の詳細です。会社の看板ごとの料金の載せ方、名刺1枚・1文字の価格の並び、最低受注金額、調べ方を載せています。

公式サイトを​読めた​52社の​うち、​料金を​載せていたのは​27社

比較ビズ・起業LOG・ミツモア・BOXIL の一覧に載る会社を合わせると123社でした。当社が各社の公式サイトのトップと1ページを読み(読めない会社は検索結果の要約や比較サイトの記述を見て)、データ入力を自社のサービスとして示していた57社を調べる対象としました。2026年10月19日から2026年10月20日に、57社の公式サイトをトップを含む1社3ページまで読もうとし、読めた52社のうち、データ入力の料金(単価・パックや月額のプラン・事例の金額)を載せていたのは27社(51.9%)です。ほかに6社は、記帳の代行やソフトの利用料など、データ入力ではない自社のサービスの価格だけを載せていました。料金の記載が無かった会社は19社です。

比較サイトの一覧に載りデータ入力を請ける会社のうち、公式サイトを読めた52社: データ入力の料金あり 27社(51.9%)、ほかの価格だけ 6社(11.5%)、データ入力の料金の記載なし 19社(36.5%)

当社が同じ月に同じ1社3ページまでの読み方で調べたときは、比較・紹介サイトに載るAI開発会社が63社のうち2社(3.2%)、業界団体の正会員でネット調査を請ける市場調査会社が47社のうち12社(25.5%)でした。対象の選び方と、何を料金として数えたかは調査ごとに違うため、この差は業種の違いだけを表すものではありません。

業務の​代行​(BPO)を​請ける​会社は、​料金を​載せていない​ことが​多かった

読めた52社のうち、データ入力を含む業務の代行(BPO)を請ける会社は、21社のうち3社しか料金を載せていませんでした。データ入力を専業とする会社では11社のうち9社、月額や時間のプランで事務を代行し、その例にデータ入力を挙げる会社では19社のうち15社が載せていました。残る1社(AI の読み取りと人の確認を組み合わせる会社)は、データ入力ではない製品の月額だけを載せていました。

料金を載せる27社のうち、名刺1枚や1文字の単価を書いていたのは12社で、書いていなかった15社のうち14社は、事務を代行する会社でした。

公式サイトの看板読めた料金あり単価あり
データ入力の専業 11社 9社 9社
月額や時間で事務を代行(データ入力を例に挙げる) 19社 15社 1社
データ入力を含む業務の代行(BPO) 21社 3社 2社
AIの読み取りと人の確認を組み合わせる 1社 0社 0社
計 52社 27社 12社

このページで「単価」と書くのは、名刺1枚や1文字の単価のことです。表の「単価あり」は、そのどちらかを書いていた会社の数です。

名刺1枚の​価格は​8社で​21〜61円、​中央値は​33.5円

名刺の入力は、入力する項目の数で価格を分ける会社があり、ある会社では10項目の価格が3項目の2.4倍でした。そこで、名前・会社名・住所・電話番号などを含む8〜10項目の名刺1枚の価格にそろえて比べました。価格を書いていた8社で、21〜61円、中央値は33.5円でした。社名は伏せ、安い順に並べています。

安い順1枚の価格項目数価格の形
1社目 21円 8項目 固定
2社目 26円 8項目 下限
3社目 31円 10項目 下限
4社目 32円 9項目 下限
5社目 35円 8項目 下限
6社目 39円 8項目 固定
7社目 49円 9項目 下限
8社目 61円 9項目 固定

名刺1枚(8〜10項目)の価格を書いていた8社の価格(安い順): 21円、26円、31円、32円、35円、39円、49円、61円。中央値は33.5円

各社の表記のまま(税別・税込をそろえていない)で、「〜から」の下限を含みます。「固定」は、「〜から」を付けずに1枚の価格を書いていた会社です。

同じ会社のページどうしで価格が違うときは、項目の数と価格を表にして示しているページの値を取りました。名刺1枚の価格を書いていた会社は8社と少なく、幅は会社の選び方で動きます。

1文字の​価格は​10社で​0.25〜1円。​原本の​条件は​会社ごとに​違った

冊子や帳票の文字を打ち込むテキスト入力の1文字の価格を書いていたのは10社で、0.25〜1円、中央値は0.5円でした。下端の0.25円は、活字の原稿を月100万文字以上頼むときの価格です。価格に付けた原本の条件は、活字が3社、文字を機械で読み取れる原本が1社、手書きが1社で、5社は条件を書いていませんでした。中央値は、条件の違う価格をそのまま並べたものです。社名は伏せ、安い順に並べています。

安い順1文字の価格原本の条件価格の形
1社目 0.25円 活字 下限
2社目 0.3円 書いていない 下限
3社目 0.375円 活字 下限
4社目 0.38円 活字 下限
5社目 0.5円 書いていない 幅
6社目 0.5円 機械で読み取れる原本 下限
7社目 0.5円 手書き 下限
8社目 0.6円 書いていない 固定
9社目 0.9円 書いていない 下限
10社目 1円 書いていない 下限

「幅」は、幅で書いていた価格の下の値です。手書きと、活字か機械で読み取れる原本の両方の価格を書いていた2社では、手書きは2〜2.6倍でした。

最低受注金額を​書いていたのは​5社

名刺1枚や1文字の単価を書いていた12社のうち5社は、注文の合計がある金額に届かないときに請求する最低受注金額を、読んだページに書いていました。5社の最低受注金額は3万〜9.5万円で、このうち1社は、名刺の入力だけの注文には1.2万円と低い金額を別に置いていました。

安い順最低受注金額対象
1社目 3万円 注文の全体
2社目 4万円 名刺以外の入力を含む注文(名刺の入力だけの注文には別の低い金額)
3社目 5万円 注文の全体
4社目 9万円 注文の全体
5社目 9.5万円 注文の全体

5社とも税別(税抜き)の金額です。

名刺1枚の価格と最低受注金額の両方を書いていた3社に、名刺500枚(8〜10項目)を頼んだとして、名刺の注文に当たる最低受注金額で計算すると、単価に枚数を掛けた金額は1.05万〜1.55万円ですが、3社とも最低受注金額に届かず、請求の総額は1.2万〜9.5万円、約7.9倍の差になります。この3社で、単価に枚数を掛けた金額が最低受注金額を上回るのは、約570〜3,650枚からでした。名刺500枚の総額は、各社の名刺1枚の価格と最低受注金額から当社が計算したもので、各社の見積もりではありません。

調べ方

調べた会社の集め方

比較ビズ・起業LOG・ミツモア・BOXIL のデータ入力代行・事務代行の一覧(2026年10月19日に取得)に載る会社を合わせた123社のうち、当社が公式サイトのトップと1ページを読んで、データ入力を自社のサービスとして示していると判定した57社を調べる対象にしました。公式サイトを読めなかった会社は、検索結果の要約や比較サイトの記述で判定しています。月額や時間のプランで事務を代行し、その例にデータ入力を挙げる会社も入れています。

個人に仕事を仲介するクラウドソーシングのように、自社で入力を請けない会社は入れていません。比較サイト4つの一覧に載っていないデータ入力代行の会社は、調べていません。

読んだページ

各社の公式サイトは、トップと、トップのリンクの語から選んだ料金・サービスのページを、トップを含め1社3ページまで読みました。サービスや料金のページがその1段下にあるときは、そのページを選んでいます。ページは当社のプログラムで自動で取得しました。自動の取得で読めなかった会社はブラウザで開いて読み、1社を読み足しました。ほかに1社はデータ入力を請けていないと分かり外しました。自動の取得が1ページだけか2,000字未満しか読めなかった5社も、ブラウザで開いて読み直したうえで決め、うち1社はデータ入力を請けていないと分かり外しました。

公式サイトを読めなかった5社(ブラウザで証明書の警告が出た会社・サイトのアドレスにつながらなかった会社・読み込みが時間切れになった会社)は、分母に入れていません。

料金の判定

料金は、金額を含む510文を抜き出し、それぞれがデータ入力の単価・パックや月額のプラン・事例の金額・その他の自社の価格のどれかを、AI(大規模言語モデル)で別々に2回判定し(一致率95.3%)、食い違った24文は当社が文と前後を読んで決めました。2回の判定がそろった文も、判定の決まり(記帳の代行の料金は数えない など)に照らして直しています。記帳・仕訳の代行の料金だけを載せていた1社は、この決まりでデータ入力の料金として数えていません。数えると料金ありは28社です。

名刺1枚・1文字の価格と最低受注金額

名刺1枚・1文字の価格と最低受注金額は、料金を載せる会社のページを当社が読んで、条件(項目の数・原本・税)とともに表にしました。このとき、名刺や書籍の入力のページなど、1社3ページの外のページも読んでいます。単位を書かない価格(「名刺入力 〇円〜」)や「1件」と書く価格は、金額の文の判定だけでは1枚あたりの価格に入らないため、ページの本文で読んでいます。

名刺は8〜10項目の価格にそろえ、項目ごとの単価だけを書く会社の価格は、足し上げると当社の計算になるため入れていません。1文字の価格はテキスト入力の価格の下限で、アンケートの自由記述・音声の文字起こし・翻訳の価格は入れていません。

取りこぼしと確かめ

料金を載せていないとした会社から、6社を選んでブラウザでページを開いて読み直しました。1社はデータ入力を請けていないと分かり外し、残る5社にも料金はありませんでした。ただし、トップを含む3ページより奥のページ、画像やPDFの中、ページを開いた後に読み込まれる料金表にだけ料金がある会社は、料金なしとして数えているため、料金を載せている割合は実際より低めに出ている可能性があります。請けるかはトップと1ページ(読めない会社は検索結果の要約など)で判定したため、対象から外した会社の中に、別のページでデータ入力を案内している会社が残っている可能性があります。

比較ビズの一覧(有料掲載の会社を優先して表示すると書いている)にだけ載る23社では、料金を載せていたのは8社で、ほかの29社の19社より少なく、どの一覧から選ぶかで割合は動きます。

当社の​見解:最低受注金額を​置く​会社に​少ない​量を​頼むと、​請求は​単価で​決まらない

最低受注金額を置く会社では、単価に量を掛けた金額がその金額を上回るまで、請求は最低受注金額のまま変わりません。上の名刺の3社では、その境目が約570〜3,650枚と、会社ごとに違いました。境目より少ない量では単価の安さは請求に表れず、境目を越えて初めて単価の差が効きます。最低受注金額を置く会社どうしを比べるときは、単価を並べる前に、頼む量がそれぞれの境目のどちら側にあるかを見る必要があります。

料金を載せる事務の代行の会社15社では、名刺1枚や1文字の単価を書いていたのは1社で、ほかは月額や時間のプランでした。量の決まった入力を単価の会社と比べるには、同じ量を頼んだときの総額を、事務の代行の会社にも見積もってもらうことになります。

当社が発注の明細約700件を約30の費目に分けた案件では、誤りの率の合格の線(全体で2%以下)を着手前に決め、納める前に、最初の分類結果を見ないまま、ゼロから分類し直して突き合わせ、誤りの率を全体で約1%と測りました。

依頼書約870件と変更通知約400件を取り込んだ案件では、旧番号と新番号の対応約200行と合わせた計約1,470行を、取り込んだ後に全列で原本と照合しました。入力を外に頼むときも、入力の後に何と照らして誤りを数え、どこを合格の線にするかを、見積もりの段階で外注先と決めておくべきだと当社は考えます。データ入力代行の費用の全体は、データ入力代行の費用まとめにまとめています。

記録を​整えて​取り込む作業の​ご相談

当社は、形式の違うデータを統一の形に整え、重複をまとめて前後の件数とともに返すデータ整理・名寄せと、取引先ごとに書式の違う注文書類を読み取り、基幹システムの取込データと要確認の一覧にして返す受注データ変換を請けています。

調査概要

項目内容
調査期間 2026年10月19日〜2026年10月20日(比較サイトの一覧と各社の公式サイトを読み、分析を行った期間)
調査機関 自社調査(ゴムマリ株式会社)
調査対象 比較ビズ・起業LOG・ミツモア・BOXIL のデータ入力代行・事務代行の一覧(2026年10月19日に取得)に載る123社のうち、当社が公式サイトのトップと1ページ(読めない会社は検索結果の要約や比較サイトの記述)を見て、データ入力を自社のサービスとして示していると判定した57社。このうち公式サイトを読めた52社を、料金を載せている割合の分母とした
有効回答数 調査対象が人ではないため該当なし(公式サイトを読めた会社: 52社、判定した金額を含む文: 510文)
調査方法 各社の公式サイトのトップと、トップのリンクの語から選んだ料金・サービスのページ(トップを含め1社3ページまで。サービスや料金のページがその1段下にあるときは、そのページを選んだ)を読んだ。自動の取得で読めなかった会社はブラウザで読み、1社を読み足した(ほかに1社はデータ入力を請けていないと分かり外した)。自動の取得が1ページだけか2,000字未満しか読めなかった5社はブラウザで読み直した(うち1社はデータ入力を請けていないと分かり外した)。料金は、金額を含む510文を抜き出し、それぞれがデータ入力の単価・パックや月額のプラン・事例の金額・その他の自社の価格のどれかを、AI(大規模言語モデル)で別々に2回判定し(一致率95.3%)、食い違った24文は当社が文と前後を読んで決め、2回の判定がそろった文も判定の決まり(記帳の代行の料金は数えない など)に照らして直した。名刺1枚・1文字の価格と最低受注金額は、料金を載せる会社のページを当社が読み、条件(項目の数・原本・税)とともに表にした(このとき、名刺や書籍の入力のページなど、1社3ページの外のページも読んだ)。料金を載せていないとした会社から6社を選んでブラウザでページを開いて読み直した(1社はデータ入力を請けていないと分かり外し、残る5社にも料金は無かった)

料金は各社の表記のまま(税別・税込をそろえていない)で、「〜から」の下限や目安を含みます。相場や実際の取引の金額、見積もりの平均ではありません。

出典:比較ビズ・起業LOG・ミツモア・BOXIL(一覧・記事)の一覧、各社の公式サイト(いずれも2026年10月19日〜2026年10月20日に取得)をもとにゴムマリ株式会社作成

この​調査に​ついての​お問い​合わせ

本調査についてのお問い合わせ、または、形のばらばらな記録を整える・重複をまとめる・注文書類を読み取って取り込むご相談は、記録の種類と件数を添えてお問い合わせいただくと、進め方を具体的にご案内できます。

この記事を書いた人

代表 村山悠太のポートレート

村山 悠太(ゴムマリ代表)

ワークスアプリケーションズで大手企業向けERPの営業と導入を担当し、外資系SaaS企業と国内大手放送局で販路と新規事業の立ち上げ、AI学習用データを扱うAIスタートアップ2社でマーケティングと営業を担った。2024年10月から生成AIの実装に入り、いまは大手企業の現場で、AIエージェントを要件定義から運用まで手がけている。

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