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Salesforce と Notion をつなぐ方式は、Notion 公式の Salesforce の同期、ノーコードの連携の道具、Notion Workers で作る同期の3つです。向き・取り込める物・頻度・消した行の扱い・要るプラン・費用・保守で比べた表と、選ぶための3つの問い、Notion Workers で取引先・商談を本番で毎日同期している弊社の事例でまとめます。

この記事でわかること
Salesforce と Notion をつなぐ方式は、大きく3つです。Notion 公式の Salesforce の同期、Zapier や Yoom などのノーコードの連携の道具、Notion Workers で作る同期です。
取引先・取引先責任者・商談を Notion で見るだけで、Notion のエンタープライズのプランなら、公式の同期が設定だけで済みます。
Notion の変更を Salesforce へ返すならノーコードの道具、ほかのオブジェクトや取り込む前の計算が要るなら Workers を選びます。
この記事は、Salesforce の情報を Notion でも使いたい営業・サービスの部門の担当者と、情報システムの担当者に向けて書きます。
弊社は、お客様の Salesforce の取引先・商談を、Notion Workers で作った同期で、本番で毎日 Notion へ取り込んでいます。各社の公式の文書は、2026年11月2日に確かめました。
比べる軸は、向き・取り込める物・頻度・消した行の扱い・要るプラン・費用の増え方・保守の7つです。表は、各社の公式の文書と、弊社の同期の作りから書いています。
| 軸 | Notion 公式の同期 | ノーコードの道具 | Notion Workers |
|---|---|---|---|
| 向き | Salesforce から Notion へ | 両方向のひな形がある | 同期は Notion へ |
| 取り込める物 | 取引先・取引先責任者・商談 | 道具の起点と動作による | API で読める物を自分で決める |
| 頻度 | 1分ごとに変更を確かめる | 道具とプランで決まる | 5分〜7日で指定 |
| 消した行 | 削除が返れば消す | 起点しだい | 同期の形で決まる |
| 要るプラン | Notion のエンタープライズ | 道具の有料のプラン | Notion のビジネスかエンタープライズ |
| 費用の増え方 | ヘルプに追加の料金の記載なし | 動かした回数で増える | 実行の回数で増える |
| 保守 | 連携の仕組みは Notion が持つ | 設定を自社で持つ | コードを自社か頼んだ会社が持つ |
Notion の設定の「コネクション」から Salesforce につなぎ、取引先・取引先責任者・商談から選ぶと、種類ごとに Notion のデータベースができます。Notion は1分ごとに Salesforce の変更を確かめます。
1分は確かめる間隔で、1分以内に届く約束ではないと、ヘルプに書かれています。同期した項目は Notion では読み取り専用で、Notion で足した項目の値は Salesforce に書き戻されません。
リード・ケース・カスタムオブジェクトは対象外です。カスタムの参照項目は、Notion のリレーションになりません。
消した行は、Salesforce が変更の結果で削除を返したときに、Notion でも消えます。同期が気づく前に Salesforce から消えた行は、Notion に残ることがあります。
取り込む履歴を過去30日・90日・365日に絞ると、その期間に変更の無い行は、Notion で足した項目の値ごと消えます。動いていない取引先や商談も残すなら、すべてのレコードを選びます。
使うには、Notion のエンタープライズのプランが要ります。前の版の Salesforce の連携は2026年10月30日で止まり、前の版で作ったデータベースは残りますが、更新されなくなります。
出典は、Notion のヘルプの「SalesforceをNotionに接続する」と「他のツールからNotionへデータを同期する」です。
表にせず、Notion AI に Salesforce の中身を尋ねるだけなら、Notion AI の Salesforce のコネクタもあります。エンタープライズのプランが要り、新しいレコードは1時間以内に検索に出ると書かれています。
Salesforce の側にも、フローから Notion のページを作る・直す公式のコネクタがあります。使うには、Salesforce の MuleSoft for Flow: Integration のアドオンが要ります。
Zapier や Yoom などのノーコードの道具は、「Salesforce にレコードができた」「更新された」などの起点で、Notion に行を足す・直す動作を組みます。
逆向きの、Notion の行から Salesforce のレコードを作る・直すひな形もあります。
Yoom の Salesforce と Notion の手順では、起点の間隔を5分・10分・15分・30分・60分から選べ、最短の間隔はプランで違うと書かれています。
Yoom で Salesforce を使うには、有料のプランが要ります(Salesforce から Notion への手順のページでは、チームプランとサクセスプラン)。
Zapier では、Salesforce は有料のプランでだけ使える Premium のアプリです(料金のページ)。成功した動作1つずつがタスクとして数えられるので、動かす件数が多いほど使う量が増えます。
消した行の扱いは、起点しだいです。Zapier の Notion と Salesforce のページに載っている起点には、レコードの削除を起点にするものはありませんでした(2026年11月2日)。
この節の記述は、各社の公開のページの範囲です。項目を空にしたときや、レコードを消したときの動きは、使う前に試験の行で確かめてください。
Notion Workers は、Notion のサーバーで動かすコードで、同期・カスタムエージェントのツール・Webhook の起点の3つに使えます。ヘルプでは、ビジネスとエンタープライズのプランで使えると書かれています。
公式のヘルプは、外のサービスから取り込む、取り込む前にデータを変えるといった独自の同期に Worker を使うよう案内しています。ほかの種類のレコードや、取り込む前の計算が要る場合も、Worker の候補に挙げています。
同期の間隔は5分から7日まで指定でき、指定しなければ30分ごとです。同期が書いた表の行は、手で足したり消したりできません(開発者向けの手引き)。
毎回全件を返す置き換えの同期(replace)は、その回で返さなかった行を消します。変更だけを返す差分の同期(incremental)では、削除を明示して送ります。
費用は Notion のクレジットで、同期が1回動くごとに1回の実行と数えます。料金の手引きの目安は1回の実行あたり0.0023ドルで、ベータの間は無料で試せ、いずれクレジットが要ると書かれています。
費用の実測は、Notion Workers の料金が増える理由にまとめています。
保守は、コードを自社か頼んだ会社が持ち、Notion が動かす分担です。公式の手引きに無い動きもあり、弊社は、同期で日本語が1文字だけ化ける件と、消した値が残る件を本番で踏みました。
それぞれ、Notion Workers の同期で日本語が1文字だけ化ける理由と、Salesforce から Notion への同期で消した値が残る理由にまとめています。
Workers の同期は、Notion へ取り込む向きです。Notion の変更を Salesforce へ返すのは、同期の外の仕事です。
弊社は、お客様の Salesforce の取引先・商談を、Notion Workers の置き換えの同期で、本番で毎日1回全件入れ替えています。取り込み始めた時点で、取引先は約4,400件、商談は約1,500件でした。
同じ仕組みで日報(行動の記録)も同期し、月ごとの集計を同期の中で計算して書いています。どれも Salesforce から Notion への片方向で、Notion の側は読み取り専用です。
サービス部門の8種類のオブジェクト(標準のケースと作業指示に、お客様が足した独自のオブジェクトを加えた物)は、取れる項目 約380列を、参照関係を保って毎日、差分の同期で取り込んでいます。前のシステムの過去のデータを含め、約9.6万行です(2026年10月2日時点)。
8種類のうち作業指示(Work Order)は、Salesforce の Field Service(現場の作業を管理する製品)でも使う標準のオブジェクトです。
集計の表4本も、同期の中で計算しています。商談の表は、全行×全列 約4万8千セルを Salesforce と突き合わせ、全件一致を確かめました。
費用は、Salesforce 連携のワーカー全体で、課金が始まった後の見込みが月3〜4ドル程度です。公式のヘルプのとおり、ベータの間は無料のため、見込みの額で書いています。
この8種類には、取引先・取引先責任者・商談に当たるものが無く、ケース(Case)は公式の同期の対象外と書かれています。月ごとの集計は取り込む前の計算で、公式のヘルプが Worker を勧める場合に当たります。
取引先と商談だけなら、今は公式の同期でも取り込めます。その場合は、エンタープライズのプランか、取り込む前の計算が要るかで、公式の同期と Workers を比べます。
どの方式でも、つないだ後に Salesforce と Notion の件数と値を突き合わせます。弊社は、商談の表で、同期と同じ問い合わせと変換で Salesforce を読み、全行×全列を照らしました。
公式の同期とノーコードの道具は、画面の設定で始められます。Salesforce の API の権限と、Notion や道具のプランがそろえば、自力で足ります。
Workers は、TypeScript のコードを書き、Notion の CLI で載せます。自力の壁は次の3つです。
外注の分かれ目は、方式を選んだ後に、Salesforce と Notion が合っていることを確かめ続ける手立てを、自社で持てるかです。見積もりを比べる前に、次の3点を確かめてください。
ゴムマリでは、Salesforce の項目・画面・権限の直しと、ほかのシステムとの連携を、CRM の開発・改修(Salesforce 対応)として承ります。検証環境(Sandbox)での設定と検証からお引き受けします。
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Salesforce と Notion の同期の設計・構築・受け入れの照合(件数・値の一致)・保守は、システム連携・API 開発でも承ります。
料金は、連携1本(接続先2つ・片方向・定期の更新)で初期50万円から、保守は月3万円から、期間は2週間からです。
進め方は相談からご連絡ください。
Notion Workers の開発で頼めることは、Notion の構築と開発にまとめています。
まず、Notion に入れたい Salesforce のオブジェクトと項目を書き出し、取引先・取引先責任者・商談の外に出る物があるかを見てください。外に出る物が無く、エンタープライズのプランなら、公式の同期から試せます。
外に出る物があるなら、件数と、何分ごとにそろえたいかを決めます。そのうえで、ノーコードの道具の起点と料金、Workers の実行の回数の見込みを比べます。
関連記事: Salesforce から Notion への同期で消した値が残る理由/Notion Workers の同期で日本語が1文字だけ化ける理由/Notion API が 429 で止まる理由/Notion と基幹システムの連携方式の選び方
ワークスアプリケーションズで大手企業向けERPの営業と導入を担当し、外資系SaaS企業と国内大手放送局で販路と新規事業の立ち上げ、AI学習用データを扱うAIスタートアップ2社でマーケティングと営業を担った。2024年10月から生成AIの実装に入り、いまは大手企業の現場で、AIエージェントを要件定義から運用まで手がけている。
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活用ガイドNotion AI に書類を作らせて照合するときは、手順を Notion AI への指示書、読めば決まる処理を添付のコード、1回ごとの結果を記録のデータベースに分けます。弊社の導入の事例の試作では、同じ題材で、文章の指示は発注番号を3回のうち2回誤り、添付のコードは2回とも誤りませんでした。分け方の問い、進める手順、誤りを仕込む照合の進め方を、弊社の記録でまとめます。
FAQ
Notion のヘルプでは、Salesforce の同期にはエンタープライズのプランが要ると書かれています(2026年11月2日に確認)。Notion Workers で同期を作る場合は、ビジネスかエンタープライズのプランで使えます。
公式の同期では戻せません。同期した項目は Notion では読み取り専用で、Notion で足した項目の値も Salesforce に書き戻されません。ノーコードの道具には、Notion の行から Salesforce のレコードを作る・直すひな形があります。弊社が本番で動かしている同期は、Salesforce から Notion への片方向です。
公式の同期では取り込めません。対象は取引先・取引先責任者・商談で、リード・ケース・カスタムオブジェクトは対象外とヘルプに書かれています。弊社は、サービス部門の8種類のオブジェクト(標準のケースと作業指示に、お客様が足した独自のオブジェクトを加えた物)を、Notion Workers で作った同期で毎日取り込んでいます。
方式で違います。公式の同期は、Salesforce が変更の結果で削除を返したときに消し、気づく前に消えたレコードは残ることがあります。Workers の置き換えの同期は、その回で返さなかった行を消します。項目の値を空にしたときは、空の値を送る作りにしないと前の値が残ることがあります。